spwd
--- シャドウパスワードデータベース¶
バージョン 3.11 で非推奨、バージョン 3.13 で削除予定: The spwd
module is deprecated
(see PEP 594 for details and alternatives).
このモジュールは Unix のシャドウパスワードデータベースへのアクセスを提供します。様々な Unix 環境で利用できます。
利用可能性: Emscripten でなく、WASI でもないこと。
このモジュールは WebAssembly プラットフォーム wasm32-emscripten
と wasm32-wasi
では動作しないか、利用不可です。詳しくは、WebAssembly プラットフォーム を見てください。
シャドウパスワードデータベースへアクセスできる権限が必要(大抵の場合 root である必要があります)です。
シャドウパスワードデータベースのエントリはタプル状のオプジェクトで提供され、その属性は spwd
構造のメンバーに対応しています(以下を参照してください。<shadow.h>
を参照):
インデックス |
属性 |
意味 |
---|---|---|
0 |
|
ログイン名 |
1 |
|
暗号化されたパスワード |
2 |
|
最終更新日 |
3 |
|
パスワード変更が出来るようになるまでの最小日数 |
4 |
|
パスワードを変更しなくても良い最大日数 |
5 |
|
パスワードが期限切れになる前に、期限切れが近づいている旨の警告をユーザに出しはじめる日数 |
6 |
|
パスワードが期限切れになってからアカウントが無効になるまでの日数 |
7 |
|
アカウントが期限切れになる日の 1970-01-01 からの日数 |
8 |
|
将来のために予約 |
sp_namp と sp_pwdp は文字列で、他は全て整数です。エントリが見つからなかった時は KeyError
が起きます。
以下の関数が定義されています:
- spwd.getspnam(name)¶
与えられたユーザ名に対応するシャドーパスワードデータベースのエントリを返します。
バージョン 3.6 で変更: ユーザが権限を持っていない場合、
KeyError
の代わりにPermissionError
を送出します。
- spwd.getspall()¶
このモジュールでは以下を定義しています。