41. ドキュメント化されていないモジュール¶
現在ドキュメント化されていないが、ドキュメント化すべきモジュールを以下にざっと列挙します。どうぞこれらのドキュメントを寄稿してください! (電子メールで docs@python.org に送ってください。)
この章のアイデアと元の文章内容は Fredrik Lundh のポストによるものです; この章の特定の内容は実際には改訂されてきています。
41.1. 雑多な有用ユーティリティ¶
以下のいくつかは非常に古かったり、あまり頑健でなかったりします; "ふーむ" 印付きです。
ihooks
--- import フックのサポートです (
rexec
のためのものです; 撤廃されるかもしれません)。 Python 3.x で削除されました。
41.2. プラットフォーム固有のモジュール¶
これらのモジュールは os.path
モジュールを実装するために用いられていますが、ここで触れる内容を超えてドキュメントされていません。これらはもう少しドキュメント化する必要があります。
41.3. マルチメディア関連¶
audiodev
--- 音声データを再生するためのプラットフォーム非依存の API です。 Python 3.x で削除されました。
linuxaudiodev
--- Linux 音声デバイスで音声データを再生します。Python 2.3 では
ossaudiodev
モジュールと置き換えられました。 Python 3.x で削除されました。sunaudio
--- Sun 音声データヘッダを解釈します (撤廃されるか、ツール/デモになるかもしれません)。 Python 3.x で削除されました。
toaiff
--- "任意の" 音声ファイルを AIFF ファイルに変換します; おそらくツールかデモになるはずです。外部プログラム sox が必要です。 Python 3.x で削除されました。
41.4. 文書化されていない Mac OS モジュール¶
41.4.1. applesingle
--- AppleSingle デコーダー¶
バージョン 2.6 で非推奨.
41.4.2. buildtools
--- BuildApplet とその仲間のヘルパーモジュール¶
バージョン 2.4 で非推奨.
41.4.3. cfmfile
--- コードフラグメントリソースを扱うモジュール¶
cfmfile
は、コードフラグメントと関連する "cfrg" リソースを処理するモジュールです。このモジュールでコードフラグメントを分解やマージできて、全てのプラグインモジュールをまとめて、一つの実行可能ファイルにするため、BuildApplication によって利用されます。
バージョン 2.4 で非推奨.
41.4.4. icopen
--- open()
を Internet Config のために置き換える¶
icopen
をインポートすると、組込み open()
を新しいファイル用にファイルタイプおよびクリエーターを設定するために Internet Config を使用するバージョンに置き換えます。
バージョン 2.6 で非推奨.
41.4.6. macresource
--- スクリプトのリソースを見つける¶
macresource
はスクリプトが MacPython 上で MacPython アプレットとして起動されていたり、 OSX Python 上で起動されている場合に、特別な処理をせずにダイアログやメニューなどのようなリソースを見つけるためのヘルパースクリプトです。
バージョン 2.6 で非推奨.
41.4.8. PixMapWrapper
--- PixMap オブジェクトのラッパー¶
PixMapWrapper
は PixMap オブジェクトを Python オブジェクトでラップしたもので、各フィールドに対し名前でアクセスできるようになります。 PIL
画像との相互の変換をするメソッドも用意されています。
バージョン 2.6 で非推奨.
41.4.9. videoreader
--- QuickTime ムービーの読み込み¶
videoreader
は QuickTime ムービーを読み込み、デコードし、プログラムへ渡せます。このモジュールはさらにオーディオトラックをサポートしています。
バージョン 2.6 で非推奨.
41.5. 撤廃されたもの¶
これらのモジュールは通常 import して利用できません; 利用できるようにするには作業を行わなければなりません。
これらの拡張モジュールのうち C で書かれたものは、標準の設定ではビルドされません。Unix でこれらのモジュールを有効にするには、ビルドツリー内の Modules/Setup
の適切な行のコメントアウトを外して、モジュールを静的リンクするなら Python をビルドしなおし、動的にロードされる拡張を使うなら共有オブジェクトをビルドしてインストールする必要があります。
timing
--- 高い精度で経過時間を計測します (
time.clock()
を使ってください)。 Python 3.x で削除されました。
41.6. SGI 固有の拡張モジュール¶
以下は SGI 固有のモジュールで、現在のバージョンの SGI の実情が反映されていないかもしれません。
cl
--- SGI 圧縮ライブラリへのインタフェースです。
sv
--- SGI Indigo 上の "simple video" ボード(旧式のハードウェアです) へのインタフェースです。 Python 3.x で削除されました。