7.11. fpformat
--- 浮動小数点数の変換¶
バージョン 2.6 で非推奨: fpformat
は Python 3 で削除されました。
fpformat
モジュールは浮動小数点数の表示を 100% 純粋に Python だけで行うための関数を定義しています。
注釈
このモジュールは必要ありません: このモジュールのすべてのことは、 文字列フォーマット操作 節で説明されている %
を使った文字列の補間演算により実現可能です。
fpformat
モジュールは次にあげる関数と例外を定義しています。
-
fpformat.
fix
(x, digs)¶ x を
[-]ddd.ddd
の形にフォーマットします。小数点の後ろに digs 桁と、小数点の前に少なくとも 1 桁です。digs <= 0
の場合、小数点以下は切り捨てられます。x は数字か数字を表した文字列です。 digs は整数です。
返り値は文字列です。
-
fpformat.
sci
(x, digs)¶ x を
[-]d.dddE[+-]ddd
の形にフォーマットします。小数点の後ろに digs 桁と、小数点の前に 1 桁だけです。digs <= 0
の場合、1 桁だけ残され、小数点以下は切り捨てられます。x は実数か実数を表した文字列です。 digs は整数です。
返り値は文字列です。
-
exception
fpformat.
NotANumber
¶ fix()
やsci()
にパラメータとして渡された文字列 x が数字として認識できなかった場合、例外が発生します。標準の例外が文字列の頃から、この例外はValueError
のサブクラスです。例外値は、例外を発生させた不適切にフォーマットされた文字列です。
例:
>>> import fpformat
>>> fpformat.fix(1.23, 1)
'1.2'