venv
--- 仮想環境の作成¶
バージョン 3.3 で追加.
ソースコード: Lib/venv/
venv
モジュールは、軽量な "仮想環境" の作成のサポートを提供します。仮想環境には、仮想環境ごとの site ディレクトリがあり、これはシステムの site ディレクトリから分離させることができます。それぞれの仮想環境には、それ自身に (この仮想環境を作成するのに使ったバイナリのバージョンに合った) Python バイナリがあり、仮想環境ごとの site ディレクトリに独立した Python パッケージ群をインストールできます。
Python仮想環境に関してより詳しくは PEP 405 を参照してください。
仮想環境の作成¶
仮想環境 を作成するには venv
コマンドを実行します:
python3 -m venv /path/to/new/virtual/environment
このコマンドを実行すると、ターゲットディレクトリ (および必要なだけの親ディレクトリ) が作成され、その中に pyvenv.cfg
ファイルが置かれます。
そのファイルの home
キーはこのコマンドを呼び出した Python のインストール場所を指します (よく使われるターゲットディレクトリの名前は .venv
です)。
このコマンドはまた、 Python バイナリのコピーまたはシンボリックリンク (のプラットフォームあるいは仮想環境作成時に使われた引数に対して適切な方) を含む bin
(Windows では Scripts
) サブディレクトリを作成します。
さらに、 lib/pythonX.Y/site-packages
(Windows では Lib\site-packages
) サブディレクトリも (最初は空の状態で) 作成します。指定したディレクトリが存在している場合は、それが再利用されます。
バージョン 3.6 で非推奨: Python 3.3 と 3.4 では、仮想環境の作成に推奨していたツールは pyvenv
でしたが、Python 3.6では非推奨です。
バージョン 3.5 で変更: 仮想環境の作成には、 venv
の使用をお勧めします。
Windows では、 venv
コマンドは次のように実行します:
c:\>c:\Python35\python -m venv c:\path\to\myenv
あるいは、 インストールされている Python のために PATH
変数や PATHEXT
変数が設定してある場合は次のコマンドでも実行できます:
c:\>python -m venv c:\path\to\myenv
このコマンドを -h
をつけて実行すると利用できるオプションが表示されます:
usage: venv [-h] [--system-site-packages] [--symlinks | --copies] [--clear]
[--upgrade] [--without-pip] [--prompt PROMPT]
ENV_DIR [ENV_DIR ...]
Creates virtual Python environments in one or more target directories.
positional arguments:
ENV_DIR A directory to create the environment in.
optional arguments:
-h, --help show this help message and exit
--system-site-packages
Give the virtual environment access to the system
site-packages dir.
--symlinks Try to use symlinks rather than copies, when symlinks
are not the default for the platform.
--copies Try to use copies rather than symlinks, even when
symlinks are the default for the platform.
--clear Delete the contents of the environment directory if it
already exists, before environment creation.
--upgrade Upgrade the environment directory to use this version
of Python, assuming Python has been upgraded in-place.
--without-pip Skips installing or upgrading pip in the virtual
environment (pip is bootstrapped by default)
--prompt PROMPT Provides an alternative prompt prefix for this
environment.
Once an environment has been created, you may wish to activate it, e.g. by
sourcing an activate script in its bin directory.
バージョン 3.4 で変更: デフォルトで pip をインストールします。--without-pip
と --copies
オプションを追加しました。
バージョン 3.4 で変更: 以前のバージョンでは、対象となるディレクトリが既に存在していた場合は、 --clear
オプションや --upgrade
オプションを付けない限りはエラーを送出していました。
注釈
Windows でもシンボリックリンクはサポートされていますが、シンボリックリンクを使うのは推奨されません。
特に注目すべきなのは、ファイルエクスプローラ上で python.exe
をダブルクリックすると、シンボリックリンクを貪欲に解決し仮想環境を無視するということです。
注釈
Microsoft Windows では、ユーザー向けの実行ポリシーを設定して Activate.ps1
スクリプトが使えるようにする必要があるかもしれません。
この設定は次の PowerShell コマンドでできます:
PS C:> Set-ExecutionPolicy -ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope CurrentUser
さらに詳しくは About Execution Policies を参照してください。
作成された pyvenv.cfg
ファイルには、include-system-site-packages
キーも含まれます。これは venv
が --system-site-packages
オプションをつけて実行されたなら true
で、そうでなければ false
です。
--without-pip
オプションが与えられない限り、pip
を仮想環境でブートするために ensurepip
が呼ばれます。
venv
には複数のパスを渡すことができ、その場合はそれぞれのパスに同一の仮想環境が作成されます。
仮想環境の作成が完了すれば、その仮想環境のバイナリディレクトリにあるスクリプトで "有効化" できます。 スクリプトの呼び出し方はプラットフォーム固有です (<venv> の部分は、仮想環境があるディレクトリのパスに置き換える必要があります):
プラットフォーム |
シェル |
仮想環境を有効化するためのコマンド |
---|---|---|
POSIX |
bash/zsh |
$ source <venv>/bin/activate |
fish |
$ . <venv>/bin/activate.fish |
|
csh/tcsh |
$ source <venv>/bin/activate.csh |
|
PowerShell Core |
$ <venv>/bin/Activate.ps1 |
|
Windows |
cmd.exe |
C:\> <venv>\Scripts\activate.bat |
PowerShell |
PS C:\> <venv>\Scripts\Activate.ps1 |
When a virtual environment is active, the VIRTUAL_ENV
environment
variable is set to the path of the virtual environment. This can be used to
check if one is running inside a virtual environment.
環境を有効化するのに特別な指定は 必要 ありません; 有効化は仮想環境のバイナリディレクトリをパスの最初に加えて、 "python" で仮想環境の Python インタプリタが呼び出されるようにし、フルパスを入力せずにインストールされたスクリプトを実行できるようにするだけです。 しかし、インストールされたすべてのスクリプトは有効化しなくても実行可能で、仮想環境の Python で自動的に実行されなければなりません。
シェルで "deactivate" と入力することで仮想環境を無効化できます。 厳密な仕組みはプラットフォーム固有であり、内部の実装詳細です (たいていはスクリプトかシェル関数が使われます)。
バージョン 3.4 で追加: fish
および csh
の有効化スクリプト。
バージョン 3.8 で追加: PowerShell Core のサポートのために POSIX 環境にインストールされた、PowerShell 有効化スクリプト。
注釈
仮想環境とは、その中にインストールされた Python インタープリタ、ライブラリ、そしてスクリプトが、他の仮想環境にインストールされたものから隔離されている Python 環境です。そして (デフォルトでは) 仮想環境は "システム" の Python、すなわち OS の一部としてインストールされた Python にインストールされている全てのライブラリからも隔離されています。
仮想環境は、 Python 実行ファイルと、それが仮想環境であることを示す幾つかのファイルを含んだディレクトリツリーです。
setuptools や pip などの一般的なインストールツールは期待通りに仮想環境と連係します。 言い換えると、仮想環境が有効なときには、 Python パッケージを仮想環境へインストールするのに、インストールツールへの明示的な指示は必要ありません。
仮想環境が有効な場合 (すなわち、仮想環境の Python インタープリタを実行しているとき)、 sys.prefix
と sys.exec_prefix
は仮想環境のベースディレクトリを示します。
代わりに sys.base_prefix
と sys.base_exec_prefix
が仮想環境を作るときに使った、仮想環境ではない環境の Python がインストールされている場所を示します。
仮想環境が無効の時は、 sys.prefix
は sys.base_prefix
と、 sys.exec_prefix
は sys.base_exec_prefix
と同じになります (全て仮想環境ではない環境の Python のインストール場所を示します)。
仮想環境が有効なときに、不注意で仮想環境の外にプロジェクトがインストールされることを避けるために、インストールパスを変更するあらゆるオプションは distutils
の全ての設定ファイルによって無視されます。
コマンドシェルで作業をしているとき、仮想環境の実行可能ファイルディレクトリにある activate
スクリプト (正確なファイル名とそのファイルを使うコマンドはシェル依存です) を実行して、仮想環境を有効化できます。
このスクリプトは仮想環境の実行可能ファイルのディレクトリを、実行中のシェルの PATH
環境変数の先頭に差し込みます。
それ以外の状況では、仮想環境を有効化するための作業は必要無いはずです。仮想環境にインストールされたスクリプトには、仮想環境の Python インタプリタを指す "shebang" 行があります。
これはつまり、スクリプトは PATH
の値に関係無く、仮想環境のインタプリタで実行されるということです。
Windows では、 Windows 用の Python ランチャがインストールされている場合は "shebang" 行の処理がサポートされています (この機能はバージョン 3.3 で Python に追加されました - 詳細は PEP 397 を参照してください)。
従って、インストールされたスクリプトを Windows のエクスプローラのウィンドウからダブルクリックすると、 PATH
にその仮想環境への参照を持たせる必要無く、そのスクリプトが正しいインタープリタで実行されるはずです。
API¶
上述の高水準のメソッドは、サードパーティの仮想環境の作成者が環境の作成を必要に応じてカスタマイズするための機構を提供する簡素な API を利用します。それが EnvBuilder
クラスです。
-
class
venv.
EnvBuilder
(system_site_packages=False, clear=False, symlinks=False, upgrade=False, with_pip=False, prompt=None)¶ EnvBuilder
クラスを実体化するときに、以下のキーワード引数を受け取ります:system_site_packages
-- 真偽値で、システムの Python の site-packages を仮想環境から利用できるかどうかを示します (デフォルト:False
)。clear
-- 真偽値で、真の場合環境を作成する前に既存の対象ディレクトリの中身を削除します。symlinks
-- 真偽値で、Python のバイナリをコピーせずにシンボリックの作成を試みるかどうかを示します。upgrade
-- 真偽値で、真の場合実行中の Python で既存の環境をアップグレードします。その Python がインプレースでアップグレードされたときに用います。デフォルトはFalse
です。with_pip
-- 真偽値で、真の場合仮想環境に pip がインストールされていることを保証します。--default-pip
オプションでensurepip
を使用します。prompt
-- 仮想環境が有効になっているときに使われる文字列 (デフォルトはNone
で、その環境のディレクトリ名が使われることになります)。
バージョン 3.4 で変更:
with_pip
引数が追加されました。バージョン 3.6 で追加:
prompt
引数が追加されました。サードパーティーの仮想環境ツールの作成者は、
EnvBuilder
を継承して使うことができます。返される env-builder オブジェクトには
create
というメソッドがあります:-
create
(env_dir)¶ 仮想環境を持つことになるターゲットディレクトリ (絶対パスあるいは現在のディレクトリからの相対パス) を指定し、仮想環境を作成します。
create
メソッドは、指定されたディレクトリに仮想環境を構築するか、適切な例外を送出します。EnvBuilder
クラスのcreate
メソッドは、サブクラスのカスタマイズに使えるフックを説明します:def create(self, env_dir): """ Create a virtualized Python environment in a directory. env_dir is the target directory to create an environment in. """ env_dir = os.path.abspath(env_dir) context = self.ensure_directories(env_dir) self.create_configuration(context) self.setup_python(context) self.setup_scripts(context) self.post_setup(context)
メソッド
ensure_directories()
,create_configuration()
,setup_python()
,setup_scripts()
,post_setup()
はそれぞれオーバーライドできます。
-
ensure_directories
(env_dir)¶ 仮想環境のディレクトリと全ての必要なディレクトリを作成し、コンテキストオブジェクトを返します。 これは (パスなどの) 属性を保持しているだけのオブジェクトで、他のメソッドから使うためのものです。 既存の仮想環境ディレクトリ上での操作を許可するために
clear
やupgrade
が指定されている場合に限り、作成されるディレクトリは既に存在していても構いません。
-
create_configuration
(context)¶ 仮想環境に
pyvenv.cfg
設定ファイルを作成します。
-
setup_python
(context)¶ Python 実行ファイルのコピーまたはシンボリックリンクを仮想環境に作成します。 POSIX システムで、特定の
python3.x
実行ファイルが使われている場合、同じ名前のファイルが既に存在していない限り、python
およびpython3
へのシンボリックリンクがその実行ファイルを指すように作成されます。
-
setup_scripts
(context)¶ プラットフォームに対応した有効化スクリプトを仮想環境にインストールします。
-
post_setup
(context)¶ サードパーティーライブラリがオーバーライドするための空のメソッドです。このメソッドをオーバーライドして、仮想環境構築後にパッケージのプリインストールなどのステップを実装できます。
バージョン 3.7.2 で変更: Windows では、バイナリそのものをコピーするのではなく、
python[w].exe
にリダイレクトを行うスクリプトを使うようになりました。 3.7.2 でのみ、ソース群でビルドを実行しているのでなければsetup_python()
だけは何もしません。バージョン 3.7.3 で変更: Windows では、
setup_scripts()
の代わりにsetup_python()
の一部としてリダイレクトを行うスクリプトをコピーします。 これは 3.7.2 には当てはまりません。 シンボリックリンクを使ったときは、オリジナルの実行ファイルをコピーします。これらに加えて、
EnvBuilder
はsetup_scripts()
やサブクラスのpost_setup()
が仮想環境にスクリプトをインストールするためのユーティリティーメソッドを提供しています。-
install_scripts
(context, path)¶ path は "common", "posix", "nt" ディレクトリを格納したディレクトリへのパスです。各サブディレクトリには仮想環境の bin ディレクトリにインストールするスクリプトを格納します。 "common" の中身と、
os.name
に一致するディレクトリの中身を、以下の置換処理を行いながらコピーします:__VENV_DIR__
は仮想環境ディレクトリの絶対パスに置換されます。__VENV_NAME__
は仮想環境の名前 (仮想環境ディレクトリのパスの最後の部分) に置換されます。__VENV_PROMPT__
はプロンプトに置換されます (括弧で囲まれ空白が続く環境名)。__VENV_BIN_NAME__
は bin ディレクトリ名 (bin
かScripts
) に置換されます。__VENV_PYTHON__
は仮想環境の Python 実行ファイルの絶対パスに置換されます。
(既存環境のアップグレード中は) ディレクトリは存在しても構いません。
モジュールレベルの簡易関数もあります:
-
venv.
create
(env_dir, system_site_packages=False, clear=False, symlinks=False, with_pip=False, prompt=None)¶ EnvBuilder
を指定されたキーワード引数を使って作成し、そのcreate()
メソッドに env_dir 引数を渡して実行します。バージョン 3.3 で追加.
バージョン 3.4 で変更:
with_pip
引数が追加されました。バージョン 3.6 で変更:
prompt
引数が追加されました。
EnvBuilder
を拡張する例¶
次のスクリプトで、作成された仮想環境に setuptools と pip をインストールするサブクラスを実装して EnvBuilder
を拡張する方法を示します:
import os
import os.path
from subprocess import Popen, PIPE
import sys
from threading import Thread
from urllib.parse import urlparse
from urllib.request import urlretrieve
import venv
class ExtendedEnvBuilder(venv.EnvBuilder):
"""
This builder installs setuptools and pip so that you can pip or
easy_install other packages into the created virtual environment.
:param nodist: If true, setuptools and pip are not installed into the
created virtual environment.
:param nopip: If true, pip is not installed into the created
virtual environment.
:param progress: If setuptools or pip are installed, the progress of the
installation can be monitored by passing a progress
callable. If specified, it is called with two
arguments: a string indicating some progress, and a
context indicating where the string is coming from.
The context argument can have one of three values:
'main', indicating that it is called from virtualize()
itself, and 'stdout' and 'stderr', which are obtained
by reading lines from the output streams of a subprocess
which is used to install the app.
If a callable is not specified, default progress
information is output to sys.stderr.
"""
def __init__(self, *args, **kwargs):
self.nodist = kwargs.pop('nodist', False)
self.nopip = kwargs.pop('nopip', False)
self.progress = kwargs.pop('progress', None)
self.verbose = kwargs.pop('verbose', False)
super().__init__(*args, **kwargs)
def post_setup(self, context):
"""
Set up any packages which need to be pre-installed into the
virtual environment being created.
:param context: The information for the virtual environment
creation request being processed.
"""
os.environ['VIRTUAL_ENV'] = context.env_dir
if not self.nodist:
self.install_setuptools(context)
# Can't install pip without setuptools
if not self.nopip and not self.nodist:
self.install_pip(context)
def reader(self, stream, context):
"""
Read lines from a subprocess' output stream and either pass to a progress
callable (if specified) or write progress information to sys.stderr.
"""
progress = self.progress
while True:
s = stream.readline()
if not s:
break
if progress is not None:
progress(s, context)
else:
if not self.verbose:
sys.stderr.write('.')
else:
sys.stderr.write(s.decode('utf-8'))
sys.stderr.flush()
stream.close()
def install_script(self, context, name, url):
_, _, path, _, _, _ = urlparse(url)
fn = os.path.split(path)[-1]
binpath = context.bin_path
distpath = os.path.join(binpath, fn)
# Download script into the virtual environment's binaries folder
urlretrieve(url, distpath)
progress = self.progress
if self.verbose:
term = '\n'
else:
term = ''
if progress is not None:
progress('Installing %s ...%s' % (name, term), 'main')
else:
sys.stderr.write('Installing %s ...%s' % (name, term))
sys.stderr.flush()
# Install in the virtual environment
args = [context.env_exe, fn]
p = Popen(args, stdout=PIPE, stderr=PIPE, cwd=binpath)
t1 = Thread(target=self.reader, args=(p.stdout, 'stdout'))
t1.start()
t2 = Thread(target=self.reader, args=(p.stderr, 'stderr'))
t2.start()
p.wait()
t1.join()
t2.join()
if progress is not None:
progress('done.', 'main')
else:
sys.stderr.write('done.\n')
# Clean up - no longer needed
os.unlink(distpath)
def install_setuptools(self, context):
"""
Install setuptools in the virtual environment.
:param context: The information for the virtual environment
creation request being processed.
"""
url = 'https://bitbucket.org/pypa/setuptools/downloads/ez_setup.py'
self.install_script(context, 'setuptools', url)
# clear up the setuptools archive which gets downloaded
pred = lambda o: o.startswith('setuptools-') and o.endswith('.tar.gz')
files = filter(pred, os.listdir(context.bin_path))
for f in files:
f = os.path.join(context.bin_path, f)
os.unlink(f)
def install_pip(self, context):
"""
Install pip in the virtual environment.
:param context: The information for the virtual environment
creation request being processed.
"""
url = 'https://bootstrap.pypa.io/get-pip.py'
self.install_script(context, 'pip', url)
def main(args=None):
compatible = True
if sys.version_info < (3, 3):
compatible = False
elif not hasattr(sys, 'base_prefix'):
compatible = False
if not compatible:
raise ValueError('This script is only for use with '
'Python 3.3 or later')
else:
import argparse
parser = argparse.ArgumentParser(prog=__name__,
description='Creates virtual Python '
'environments in one or '
'more target '
'directories.')
parser.add_argument('dirs', metavar='ENV_DIR', nargs='+',
help='A directory in which to create the
'virtual environment.')
parser.add_argument('--no-setuptools', default=False,
action='store_true', dest='nodist',
help="Don't install setuptools or pip in the "
"virtual environment.")
parser.add_argument('--no-pip', default=False,
action='store_true', dest='nopip',
help="Don't install pip in the virtual "
"environment.")
parser.add_argument('--system-site-packages', default=False,
action='store_true', dest='system_site',
help='Give the virtual environment access to the '
'system site-packages dir.')
if os.name == 'nt':
use_symlinks = False
else:
use_symlinks = True
parser.add_argument('--symlinks', default=use_symlinks,
action='store_true', dest='symlinks',
help='Try to use symlinks rather than copies, '
'when symlinks are not the default for '
'the platform.')
parser.add_argument('--clear', default=False, action='store_true',
dest='clear', help='Delete the contents of the '
'virtual environment '
'directory if it already '
'exists, before virtual '
'environment creation.')
parser.add_argument('--upgrade', default=False, action='store_true',
dest='upgrade', help='Upgrade the virtual '
'environment directory to '
'use this version of '
'Python, assuming Python '
'has been upgraded '
'in-place.')
parser.add_argument('--verbose', default=False, action='store_true',
dest='verbose', help='Display the output '
'from the scripts which '
'install setuptools and pip.')
options = parser.parse_args(args)
if options.upgrade and options.clear:
raise ValueError('you cannot supply --upgrade and --clear together.')
builder = ExtendedEnvBuilder(system_site_packages=options.system_site,
clear=options.clear,
symlinks=options.symlinks,
upgrade=options.upgrade,
nodist=options.nodist,
nopip=options.nopip,
verbose=options.verbose)
for d in options.dirs:
builder.create(d)
if __name__ == '__main__':
rc = 1
try:
main()
rc = 0
except Exception as e:
print('Error: %s' % e, file=sys.stderr)
sys.exit(rc)
このスクリプトは オンライン よりダウンロードすることも可能です。