getpass --- 可搬性のあるパスワード入力機構¶
ソースコード: Lib/getpass.py
getpass モジュールは二つの関数を提供します:
- 
getpass.getpass(prompt='Password: ', stream=None)¶
- エコーなしでユーザーにパスワードを入力させるプロンプト。ユーザーは prompt の文字列をプロンプトに使え、デフォルトは - 'Password: 'です。 Unixではプロンプトはファイルに似たオブジェクト stream へ、必要なら置き換えられたエラーハンドラを使って出力されます。 stream のデフォルトは、制御端末(- /dev/tty)か、それが利用できない場合は- sys.stderrです (この引数は Windowsでは無視されます)。- もしエコーなしで入力が利用できない場合は、 - getpass()は stream に警告メッセージを出力し、- sys.stdinから読み込み、- GetPassWarning警告を発生させます。- 注釈 - IDLE から getpass を呼び出した場合、入力はIDLEのウィンドウではなく、IDLE を起動したターミナルから行われます。 
- 
exception getpass.GetPassWarning¶
- UserWarningのサブクラスで、入力がエコーされてしまった場合に発生します。
- 
getpass.getuser()¶
- ユーザーの "ログイン名"を返します。 - この関数は環境変数 - LOGNAME- USER- LNAME- USERNAMEの順序でチェックして、最初の空ではない文字列が設定された値を返します。もし、なにも設定されていない場合は- pwdモジュールが提供するシステム上のパスワードデータベースから返します。それ以外は、例外が上がります。- 一般的に、この関数は - os.getlogin()よりも優先されるべきです。