17. 並行実行

この章で記述されているモジュールは、コードの並行実行のサポートを提供します。ツールの適切な選択は、実行されるタスク(IO bound vs CPU bound) や推奨される開発スタイル (イベントドリブンな協調的マルチタスク vs プリエンプティブマルチタスク) に依存します。ここに概観を示します:

• 17.1. threading --- スレッドベースの並列処理
  • 17.1.1. スレッドローカルデータ
  • 17.1.2. Thread オブジェクト
  • 17.1.3. Lock オブジェクト
  • 17.1.4. RLock オブジェクト
  • 17.1.5. Condition オブジェクト
  • 17.1.6. Semaphore オブジェクト
    • 17.1.6.1. Semaphore の例
  • 17.1.7. Event オブジェクト
  • 17.1.8. Timer オブジェクト
  • 17.1.9. バリアオブジェクト
  • 17.1.10. with 文でのロック・条件変数・セマフォの使い方
• 17.2. multiprocessing --- プロセスベースの並列処理
  • 17.2.1. はじめに
    • 17.2.1.1. Process クラス
    • 17.2.1.2. コンテキストと開始方式
    • 17.2.1.3. プロセス間でのオブジェクト交換
    • 17.2.1.4. プロセス間の同期
    • 17.2.1.5. プロセス間での状態の共有
    • 17.2.1.6. ワーカープロセスのプールを使用
  • 17.2.2. リファレンス
    • 17.2.2.1. Process クラスと例外
    • 17.2.2.2. パイプ (Pipe) とキュー (Queue)
    • 17.2.2.3. その他
    • 17.2.2.4. Connection オブジェクト
    • 17.2.2.5. 同期プリミティブ
    • 17.2.2.6. 共有 ctypes オブジェクト
      • 17.2.2.6.1. multiprocessing.sharedctypes モジュール
    • 17.2.2.7. マネージャー
      • 17.2.2.7.1. カスタマイズされたマネージャー
      • 17.2.2.7.2. リモートマネージャーを使用する
    • 17.2.2.8. Proxy オブジェクト
      • 17.2.2.8.1. クリーンアップ
    • 17.2.2.9. プロセスプール
    • 17.2.2.10. リスナーとクライアント
      • 17.2.2.10.1. アドレスフォーマット
    • 17.2.2.11. 認証キー
    • 17.2.2.12. ログ記録
    • 17.2.2.13. multiprocessing.dummy モジュール
  • 17.2.3. プログラミングガイドライン
    • 17.2.3.1. すべての開始方式について
    • 17.2.3.2. 開始方式が spawn および forkserver の場合
  • 17.2.4. 使用例
• 17.3. concurrent パッケージ
• 17.4. concurrent.futures -- 並列タスク実行
  • 17.4.1. Executor オブジェクト
  • 17.4.2. ThreadPoolExecutor
    • 17.4.2.1. ThreadPoolExecutor の例
  • 17.4.3. ProcessPoolExecutor
    • 17.4.3.1. ProcessPoolExecutor の例
  • 17.4.4. Future オブジェクト
  • 17.4.5. モジュール関数
  • 17.4.6. 例外クラス
• 17.5. subprocess --- サブプロセス管理
  • 17.5.1. subprocess モジュールを使う
    • 17.5.1.1. よく使われる引数
    • 17.5.1.2. Popen コンストラクター
    • 17.5.1.3. 例外
  • 17.5.2. セキュリティで考慮すべき点
  • 17.5.3. Popen オブジェクト
  • 17.5.4. Windows Popen ヘルパー
    • 17.5.4.1. 定数
  • 17.5.5. 古い高水準 API
  • 17.5.6. 古い関数を subprocess モジュールで置き換える
    • 17.5.6.1. /bin/sh シェルのバッククォートを置き換える
    • 17.5.6.2. シェルのパイプラインを置き換える
    • 17.5.6.3. os.system() を置き換える
    • 17.5.6.4. os.spawn 関数群を置き換える
    • 17.5.6.5. os.popen(), os.popen2(), os.popen3() を置き換える
    • 17.5.6.6. popen2 モジュールの関数群を置き換える
  • 17.5.7. レガシーなシェル呼び出し関数
  • 17.5.8. 注釈
    • 17.5.8.1. Windows における引数シーケンスから文字列への変換
• 17.6. sched --- イベントスケジューラ
  • 17.6.1. スケジューラオブジェクト
• 17.7. queue --- 同期キュークラス
  • 17.7.1. キューオブジェクト

以下のモジュールは上記のサービスの一部で使われるサポートモジュールです:

• 17.8. dummy_threading --- threading の代替モジュール
• 17.9. _thread --- 低水準の スレッド API
• 17.10. _dummy_thread --- _thread の代替モジュール