数値型プロトコル (number protocol)¶
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int PyNumber_Check(PyObject *o)¶
- 次に属します: Stable ABI.
オブジェクト o が数値型プロトコルを提供している場合に
1
を返し、そうでないときには偽を返します。この関数呼び出しは常に成功します。バージョン 3.8 で変更: o がインデックス整数だった場合、
1
を返します。
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PyObject *PyNumber_Add(PyObject *o1, PyObject *o2)¶
- 戻り値: 新しい参照。 次に属します: Stable ABI.
成功すると o1 と o2 を加算した結果を返し、失敗すると
NULL
を返します。Python の式o1 + o2
と同じです。
-
PyObject *PyNumber_Subtract(PyObject *o1, PyObject *o2)¶
- 戻り値: 新しい参照。 次に属します: Stable ABI.
成功すると o1 から o2 を減算した結果を返し、失敗すると
NULL
を返します。Python の式o1 - o2
と同じです。
-
PyObject *PyNumber_Multiply(PyObject *o1, PyObject *o2)¶
- 戻り値: 新しい参照。 次に属します: Stable ABI.
成功すると o1 と o2 を乗算した結果を返し、失敗すると
NULL
を返します。Python の式o1 * o2
と同じです。
-
PyObject *PyNumber_MatrixMultiply(PyObject *o1, PyObject *o2)¶
- 戻り値: 新しい参照。 次に属します: Stable ABI (バージョン 3.7 より).
成功すると o1 と o2 を行列乗算した結果を返し、失敗すると
NULL
を返します。 Python の式o1 @ o2
と同じです。バージョン 3.5 で追加.
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PyObject *PyNumber_FloorDivide(PyObject *o1, PyObject *o2)¶
- 戻り値: 新しい参照。 次に属します: Stable ABI.
Return the floor of o1 divided by o2, or
NULL
on failure. This is the equivalent of the Python expressiono1 // o2
.
-
PyObject *PyNumber_TrueDivide(PyObject *o1, PyObject *o2)¶
- 戻り値: 新しい参照。 次に属します: Stable ABI.
Return a reasonable approximation for the mathematical value of o1 divided by o2, or
NULL
on failure. The return value is "approximate" because binary floating point numbers are approximate; it is not possible to represent all real numbers in base two. This function can return a floating point value when passed two integers. This is the equivalent of the Python expressiono1 / o2
.
-
PyObject *PyNumber_Remainder(PyObject *o1, PyObject *o2)¶
- 戻り値: 新しい参照。 次に属します: Stable ABI.
成功すると o1 を o2 で除算した剰余を返し、失敗すると
NULL
を返します。Python の式o1 % o2
と同じです。
-
PyObject *PyNumber_Divmod(PyObject *o1, PyObject *o2)¶
- 戻り値: 新しい参照。 次に属します: Stable ABI.
組み込み関数
divmod()
を参照してください。失敗するとNULL
を返します。 Python の式divmod(o1, o2)
と同じです。
-
PyObject *PyNumber_Power(PyObject *o1, PyObject *o2, PyObject *o3)¶
- 戻り値: 新しい参照。 次に属します: Stable ABI.
組み込み関数
pow()
を参照してください。失敗するとNULL
を返します。 Python の式pow(o1, o2, o3)
と同じです。 o3 はオプションです。 o3 を無視させたいなら、Py_None
を入れてください (o3 にNULL
を渡すと、不正なメモリアクセスを引き起こすことがあります)。
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PyObject *PyNumber_Negative(PyObject *o)¶
- 戻り値: 新しい参照。 次に属します: Stable ABI.
成功すると o の符号反転を返し、失敗すると
NULL
を返します。Python の式-o
と同じです。
-
PyObject *PyNumber_Positive(PyObject *o)¶
- 戻り値: 新しい参照。 次に属します: Stable ABI.
成功すると o を返し、失敗すると
NULL
を返します。Python の式+o
と同じです。
-
PyObject *PyNumber_Absolute(PyObject *o)¶
- 戻り値: 新しい参照。 次に属します: Stable ABI.
成功すると o の絶対値を返し、失敗すると
NULL
を返します。Python の式abs(o)
と同じです。
-
PyObject *PyNumber_Invert(PyObject *o)¶
- 戻り値: 新しい参照。 次に属します: Stable ABI.
成功すると o のビット単位反転 (bitwise negation) を返し、失敗すると
NULL
を返します。Python の式~o
と同じです。
-
PyObject *PyNumber_Lshift(PyObject *o1, PyObject *o2)¶
- 戻り値: 新しい参照。 次に属します: Stable ABI.
成功すると o1 を o2 だけ左シフトした結果を返し、失敗すると
NULL
を返します。Python の式o1 << o2
と同じです。
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PyObject *PyNumber_Rshift(PyObject *o1, PyObject *o2)¶
- 戻り値: 新しい参照。 次に属します: Stable ABI.
成功すると o1 を o2 だけ右シフトした結果を返し、失敗すると
NULL
を返します。Python の式o1 >> o2
と同じです。
-
PyObject *PyNumber_And(PyObject *o1, PyObject *o2)¶
- 戻り値: 新しい参照。 次に属します: Stable ABI.
成功すると o1 と o2 の "ビット単位論理積 (bitwise and)" を返し、失敗すると
NULL
を返します。Python の式o1 & o2
と同じです。
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PyObject *PyNumber_Xor(PyObject *o1, PyObject *o2)¶
- 戻り値: 新しい参照。 次に属します: Stable ABI.
成功すると o1 と o2 の "ビット単位排他的論理和 (bitwise exclusive or)" を返し、失敗すると
NULL
を返します。Python の式o1 ^ o2
と同じです。
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PyObject *PyNumber_Or(PyObject *o1, PyObject *o2)¶
- 戻り値: 新しい参照。 次に属します: Stable ABI.
成功すると o1 と o2 の "ビット単位論理和 (bitwise or)" を返し失敗すると
NULL
を返します。Python の式o1 | o2
と同じです。
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PyObject *PyNumber_InPlaceAdd(PyObject *o1, PyObject *o2)¶
- 戻り値: 新しい参照。 次に属します: Stable ABI.
成功すると o1 と o2 を加算した結果を返し、失敗すると
NULL
を返します。o1 が in-place 演算をサポートする場合、in-place 演算を行います。Python の文o1 += o2
と同じです。
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PyObject *PyNumber_InPlaceSubtract(PyObject *o1, PyObject *o2)¶
- 戻り値: 新しい参照。 次に属します: Stable ABI.
成功すると o1 から o2 を減算した結果を返し、失敗すると
NULL
を返します。o1 が in-place 演算をサポートする場合、in-place 演算を行います。Python の文o1 -= o2
と同じです。
-
PyObject *PyNumber_InPlaceMultiply(PyObject *o1, PyObject *o2)¶
- 戻り値: 新しい参照。 次に属します: Stable ABI.
成功すると o1 と o2 を乗算した結果を返し、失敗すると
NULL
を返します。o1 が in-place 演算をサポートする場合、in-place 演算を行います。Python の文o1 *= o2
と同じです。
-
PyObject *PyNumber_InPlaceMatrixMultiply(PyObject *o1, PyObject *o2)¶
- 戻り値: 新しい参照。 次に属します: Stable ABI (バージョン 3.7 より).
成功すると o1 と o2 を行列乗算した結果を返し、失敗すると
NULL
を返します。 o1 が in-place 演算をサポートする場合、 in-place 演算を行います。 Python の文o1 @= o2
と同じです。バージョン 3.5 で追加.
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PyObject *PyNumber_InPlaceFloorDivide(PyObject *o1, PyObject *o2)¶
- 戻り値: 新しい参照。 次に属します: Stable ABI.
成功すると o1 を o2 で除算した切捨て値を返し、失敗すると
NULL
を返します。o1 が in-place 演算をサポートする場合、in-place 演算を行います。Python の文o1 //= o2
と同じです。
-
PyObject *PyNumber_InPlaceTrueDivide(PyObject *o1, PyObject *o2)¶
- 戻り値: 新しい参照。 次に属します: Stable ABI.
Return a reasonable approximation for the mathematical value of o1 divided by o2, or
NULL
on failure. The return value is "approximate" because binary floating point numbers are approximate; it is not possible to represent all real numbers in base two. This function can return a floating point value when passed two integers. The operation is done in-place when o1 supports it. This is the equivalent of the Python statemento1 /= o2
.
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PyObject *PyNumber_InPlaceRemainder(PyObject *o1, PyObject *o2)¶
- 戻り値: 新しい参照。 次に属します: Stable ABI.
成功すると o1 を o2 で除算した剰余を返し、, 失敗すると
NULL
を返します。o1 が in-place 演算をサポートする場合、in-place 演算を行います。Python の文o1 %= o2
と同じです。
-
PyObject *PyNumber_InPlacePower(PyObject *o1, PyObject *o2, PyObject *o3)¶
- 戻り値: 新しい参照。 次に属します: Stable ABI.
組み込み関数
pow()
を参照してください。失敗するとNULL
を返します。 o1 が in-place 演算をサポートする場合、in-place 演算を行います。この関数は o3 がPy_None
の場合は Python 文o1 **= o2
と同じで、それ以外の場合はpow(o1, o2, o3)
の in-place 版です。 o3 を無視させたいなら、Py_None
を入れてください (o3 にNULL
を渡すと、不正なメモリアクセスを引き起こすことがあります)。
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PyObject *PyNumber_InPlaceLshift(PyObject *o1, PyObject *o2)¶
- 戻り値: 新しい参照。 次に属します: Stable ABI.
成功すると o1 を o2 だけ左シフトした結果を返し、失敗すると
NULL
を返します。o1 が in-place 演算をサポートする場合、in-place 演算を行います。Python の文o1 <<= o2
と同じです。
-
PyObject *PyNumber_InPlaceRshift(PyObject *o1, PyObject *o2)¶
- 戻り値: 新しい参照。 次に属します: Stable ABI.
成功すると o1 を o2 だけ右シフトした結果を返し、失敗すると
NULL
を返します。o1 が in-place 演算をサポートする場合、in-place 演算を行います。Python の文o1 >>= o2
と同じです。
-
PyObject *PyNumber_InPlaceAnd(PyObject *o1, PyObject *o2)¶
- 戻り値: 新しい参照。 次に属します: Stable ABI.
成功すると o1 と o2 の "ビット単位論理積 (bitwise and)" を返し、失敗すると
NULL
を返します。o1 が in-place 演算をサポートする場合、in-place 演算を行います。Python の文o1 &= o2
と同じです。
-
PyObject *PyNumber_InPlaceXor(PyObject *o1, PyObject *o2)¶
- 戻り値: 新しい参照。 次に属します: Stable ABI.
成功すると o1 と o2 の "ビット単位排他的論理和 (bitwise exclusive or)" を返し、失敗すると
NULL
を返します。o1 が in-place 演算をサポートする場合、in-place 演算を行います。Python の文o1 ^= o2
と同じです。
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PyObject *PyNumber_InPlaceOr(PyObject *o1, PyObject *o2)¶
- 戻り値: 新しい参照。 次に属します: Stable ABI.
成功すると o1 と o2 の "ビット単位論理和 (bitwise or)" を返し失敗すると
NULL
を返します。o1 が in-place 演算をサポートする場合、in-place 演算を行います。Python の文o1 |= o2
と同じです。
-
PyObject *PyNumber_Long(PyObject *o)¶
- 戻り値: 新しい参照。 次に属します: Stable ABI.
成功すると o を整数に変換したものを返し、失敗すると
NULL
を返します。Python の式int(o)
と同じです。
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PyObject *PyNumber_Float(PyObject *o)¶
- 戻り値: 新しい参照。 次に属します: Stable ABI.
成功すると o を浮動小数点数に変換したものを返し、失敗すると
NULL
を返します。Python の式float(o)
と同じです。
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PyObject *PyNumber_Index(PyObject *o)¶
- 戻り値: 新しい参照。 次に属します: Stable ABI.
o をPythonのint型に変換し、成功したらその値を返します。失敗したら
NULL
が返され、TypeError
例外が送出されます。バージョン 3.10 で変更: 結果は常に厳密な
int
型です。 以前は、結果はint
のサブクラスのインスタンスのこともありました。
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PyObject *PyNumber_ToBase(PyObject *n, int base)¶
- 戻り値: 新しい参照。 次に属します: Stable ABI.
base 進数に変換された整数 n を文字列として返します。 base 引数は2, 8, 10または16のいずれかでなければなりません。 基数2、8、16について、返される文字列の先頭には基数マーカー
'0b'
、'0o'
または'0x'
が、それぞれ付与されます。 もし n が Python のint型でなければ、まずPyNumber_Index()
で変換されます。
-
Py_ssize_t PyNumber_AsSsize_t(PyObject *o, PyObject *exc)¶
- 次に属します: Stable ABI.
o を整数として解釈可能だった場合、
Py_ssize_t
型の値に変換して返します。呼び出しが失敗したら、例外が送出され、-1
が返されます。もし o がPythonのintに変換できたのに、
Py_ssize_t
への変換がOverflowError
になる場合は、 exc 引数で渡された型 (普通はIndexError
かOverflowError
) の例外を送出します。もし、 exc がNULL
なら、例外はクリアされて、値が負の場合はPY_SSIZE_T_MIN
へ、正の場合はPY_SSIZE_T_MAX
へと制限されます。
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int PyIndex_Check(PyObject *o)¶
- 次に属します: Stable ABI (バージョン 3.8 より).
o がインデックス整数である場合 (
tp_as_number
構造体のnb_index
スロットが埋まっている場合) に1
を返し、そうでない場合に0
を返します。 この関数は常に成功します。