浮動小数点型オブジェクト (floating point object)¶
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PyTypeObject
PyFloat_Type¶ この
PyTypeObjectのインスタンスは Python 浮動小数点型を表現します。これはfloatやtypes.FloatTypeと同じオブジェクトです。
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int
PyFloat_Check(PyObject *p)¶ 引数が
PyFloatObjectかPyFloatObjectのサブタイプのときに真を返します。バージョン 2.2 で変更: サブタイプを引数にとれるようになりました.
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int
PyFloat_CheckExact(PyObject *p)¶ 引数が
PyFloatObject型で、かつPyFloatObject型のサブタイプでないときに真を返します。バージョン 2.2 で追加.
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PyObject*
PyFloat_FromString(PyObject *str, char **pend)¶ - Return value: New reference.
str の文字列値をもとに
PyFloatObjectオブジェクトを生成します。失敗すると NULL を返します。引数 pend は無視されます。この引数は後方互換性のためだけに残されています。
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PyObject*
PyFloat_FromDouble(double v)¶ - Return value: New reference.
v から
PyFloatObjectオブジェクトを生成して返します。失敗すると NULL を返します。
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double
PyFloat_AsDouble(PyObject *pyfloat)¶ pyfloat の指す値を、 C の
double型表現で返します。 pyfloat が Python 浮動小数点オブジェクトではなく、かつ__float__()メソッドを持っていれば、 pyfloat を浮動小数点に変換するためにこのメソッドが最初に呼ばれます。失敗した場合-1.0を返します。そのため呼び出し元はPyErr_Occurred()を呼んでエラーをチェックすべきです。
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PyObject*
PyFloat_GetInfo(void)¶ float の精度、最小値、最大値に関する情報を含む structseq インスタンスを返します。これは、
float.hファイルの薄いラッパーです。バージョン 2.6 で追加.
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double
PyFloat_GetMax()¶ float の表現できる最大限解値 DBL_MAX を C の
double型で返します。バージョン 2.6 で追加.
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double
PyFloat_GetMin()¶ float の正規化された最小の正の値 DBL_MIN を C の
double型で返します。バージョン 2.6 で追加.
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int
PyFloat_ClearFreeList()¶ float の free list をクリアします。解放できなかったアイテム数を返します。
バージョン 2.6 で追加.
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void
PyFloat_AsString(char *buf, PyFloatObject *v)¶ str()と同じルールで v を文字列に変換します。 buf の長さは 100 以上でなければなりません。この関数は長さを知らないバッファに書きこむので安全ではありません。
バージョン 2.7 で非推奨: 代わりに
PyObject_Str()かPyOS_double_to_string()を利用してください。
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void
PyFloat_AsReprString(char *buf, PyFloatObject *v)¶ PyFloat_AsString()とほとんど同じですが、repr()とおなじルールを使います。 buf の長さは 100 以上でなければなりません。この関数は長さを知らないバッファに書きこむので安全ではありません。
バージョン 2.7 で非推奨: 代わりに
PyObject_Repr()かPyOS_double_to_string()を利用してください。
